ふらます様専用おまとめお値引き済み 1.John Taylor/Decipher アルバムタイトルは“覚醒“と邦題がついていますがこれはイギリスを代表するピアニスト、ジョン・テイラーが70年代初頭にドイツの有名レーベルMPSにピアノトリオとして吹き込んだ初リーダーアルバムにして名盤です。全曲テイラーの作品で同じく名手のクリス・ローレンス（b）、トニー・レヴィン（ds）とのトリオによる緊密でスピード感溢れるインタープレイはテイラーの硬質で清冽なリリシズムと一体となり実にハイレベル。同じリリシズムでもビル・エヴァンスなどの素晴らしさとはまた違うヨーロッパの陰翳感を感じるものです。引き込まれて聴いているとあっという間に片面が終わってしまう素晴らしさ。このアルバムに先立って1971年にリリースしたPause and Think Againも素晴らしいアルバムでお薦めします。 Germany Original MPS 21 21290-4 stereo 見開きコーティングジャケットは多少経年劣化で軽くコート浮き、折れ、内側に黄ばみがあります。盤はノイズはごくわずかでとても良好でこのレーベルらしい高音質なサウンドを楽しむことができます。 12000円 2.Wolfgang-Dauner-Trio/Music Sounds クラッシックの長い歴史を持つヨーロッパでも優れたジャズメンが多数存在します。このアルバムリーダーのウォルフガング・ダウナーもその1人。ドイツ生まれで前衛的な演奏で知られヨーロッパのジャズシーンで活躍したベテランです。同様にエバーハルト・ウェーバー（b）、ローランド・ヴィディック（ds）というトリオが抜群のパフォーマンスを発揮、多彩な曲想を持つダウナーの世界を創造しています。 冒頭のLeap Tickは急速調のエイトビート曲、ダウナーの超絶技巧、トリオが一体となってスウィングしています。フォービートのアップテンポ曲Es Lauftなど録音の良さも相まって清冽に響くピアノタッチが印象的です。 Germany MPS ULX-65-P stereo 国内復刻サンプル盤 ジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみ、背破れがあり保護ビニールカバーされていますが盤はノイズはほとんどなくとても良好でこのレーベルらしいとても高音質なレコードです。 3600-500=3100円